第四回 神戸国際消化器内視鏡ハンズオンセミナー 活動報告
6月12日(金)の初日には、神戸国際フロンティアメディカルセンター において、2症例のライブを行った。ライブ時には、モデレーターによる同時解説を行いながら、研修医に実際の症例を見て頂くことによって、よりスムーズに翌日の実習に取り組んで頂くことが出来た。
ライブ終了後には、神戸ポートピアホテルにおいて、神戸大学の森田講師による、内視鏡診断・内視鏡治療手技に関する講義が実施された。(講義タイトル:「ESD for GI cancers, Indications and techniques」)
6月13日(土)及び6月14日(日)の2日間においては、神戸医療機器開発センターにて、初日は切除組織、2日目には生体ブタを用いた内視鏡的粘膜下層剥離術の実技指導を行った。トレーニングは、各参加者が、講師による指導を一対一で受けられるよう、45分ずつのタイムテーブルが組まれて行われ、また2日目においては初日とは別の講師の指導になるよう、グループ分けがされた。
最終日のトレーニング終了後には、3日間にわたって開催されたセミナーのまとめとしてのトレーニングサマリーが実施され、内視鏡の治療手技について質疑応答を含めた様々な意見交換がされた。
4回目の開催となる今回の国際消化器内視鏡ハンズオンセミナーには、インド、オーストラリア、メキシコをはじめ、11カ国から23名が参加した。参加者の大半が、次回のセミナーもぜひ参加したいとの意向を示され、非常に高い評価を頂いたセミナーとなった。
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